昨日、あるお客さんがご来店下さいました。
当店が父の代から40年来ほどお世話になってる、
85歳のダンディーなおじいちゃんです。
その方は、ホンマにオシャレな方で、
いつも洒落た服をパリッ!と着こなし、
ピカピカのキレイな靴をはいて、
毎月、月一回はご来店下さってました。
でも、昨年10月以降はお見えにならず、嫁と、
「体調でも崩してらっしゃるんやろか…?」
て、言うてたんですが…、
ビンゴでした。
昨年10月に、奥様がご入院されてる病院に
お見舞いに来られたときに倒れられ、
1ヶ月間、意識不明、いつ死んでも
おかしくない状態と診断されたみたいです。
でも、一ヶ月後、奇跡的に意識が戻られ、
そのまま寝たきりになってしまう、と
言われていた状態から、
いまや杖をついて歩けるほどに回復され、
順調に行けば、来月にでも退院出来るほどにまで
奇跡の回復をされてらっしゃるみたいです。
しかし、こんな強運な方もいらっしゃるですね~。
ホンマに奇跡の連続やったみたいです。
付き添いのヘルパーさんと一緒に楽しくお話しながら
施術させて頂き、大満足でお帰り頂きました。
ご来店の際は、タクシーで来られて、
大変苦労されたみたいやったんで、
今回は特別に、僕が車で病院までお送りさせて頂きました。
すると、非常に喜んで下さり、
最後は、病院の中に入られたあとでもお見送りさせて頂くと、
なんべんも振り返り、頭を下げて会釈して下さいました。
こんな体調が大変辛い時でも、
わざわざタクシーを使ってまでご来店下さるやなんて、
なんと散髪屋冥利に尽きることでしょ~か。
この不況で、10分1000円の散髪屋が蔓延し、
勢力を伸ばし続けるこの昨今、
そんななかでもウチの店でカットしたい、との
強い想いを持って、わざわざご来店頂けるなんて、
ホンマにありがたい限りです。
次回は、もし入院されてても、
病院までカットに行かせて頂くつもりです。
またその時、心から喜んで頂けるとウレシい限りです。
でも、そのお客さんが来られる時に電話があり、
その主はそのお客さんを乗せたタクシー運転手からでした。
僕は仕事中で出れなかったんで、嫁に対応してもらいました。
その内容はと言いますと…、
「そっちのお店まで、ど~やって行ったらよろしいの?」
あんたプロやろ!
誰に道聞いとんねん!!
こんなん、僕がお客様に、
「カットって、どないしたら完成しますの?」
って、聞くんと全く一緒ですわ。
こりゃ見事なまでにプロ意識ナッシングですねぇ。
まぁ、ウチの店の周りは一方通行が多いから、
百歩譲ったとしても…、
ナビ付いてないんかぃ!
っちゅうか、ナビ付けろ、っちゅうねん!!
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